お知らせ

新着情報

  • やまなしメディア芸術アワード2024-25 審査委員の発表(※2024/12/14更新)<全文を読む>
  • 12月15日まで募集期間を延長しました。<全文を読む>
  • やまなしメディア芸術アワード2024-25開催!作品募集を開始します。<全文を読む>

開催趣旨

山梨県では、創造性にあふれる地域社会をめざして、『やまなしメディア芸術アワード2024-25』を開催します。

『やまなしメディア芸術アワード』YMAAは、高い表現力や想像力あるいは高度なデジタル技術の技能を有する人材育成を目的としており、独創性の高い作品を顕彰するとともに、未来を構想する表現者たちのプラットフォームと位置づけています。

2021年度より国内外から多くのご応募をいただき、県内各所の文化拠点と連携して取り組んできました。2025年3月の入選作品展に向けて、第4回となる今回もメディア・テクノロジーへの創造的な探求を促進していきます。

「Y-GOLD最優秀賞」、「Y-SILVER優秀賞」、「Y-CRYSTAL山梨県賞」を表彰の3賞として設けて、これまでにない革新的な芸術表現が寄せられることを期待しています。「Y-CRYSTAL」は山梨県に新たな価値や意味を創出する作品として応募作から選出し、入選作品展で3賞の受賞作品を決定します。

本公募プログラムの開催を契機として、山梨県は芸術文化創造のインキュベーションとなり、新しいクリエイター育成や産学連携の継続的な活動を推進することで、豊かな地域社会の実現に向けて取り組んでいきます。

対象作品

対象作品

一次審査にてウェブ上で閲覧、実行、動作、記録を確認でき、オリジナルな表現であればジャンルは一切不問です。

先端的なメディア・テクノロジーを駆使している作品はもちろんのこと、テクノロジーに批評的な視点を持った作品、これまでの定義では評価しがたい挑戦的な作品、これから芸術作品と呼ばれるような新しい表現など、多くの方々の応募をお待ちしております。

例:映像作品、アニメーション、グラフィック、インスタレーション、パフォーマンス、インタラクティブアート、モーショングラフィックス、ゲーム、スマートフォン及びタブレット用アプリ、デジタルアート、デジタルガジェット、Webデザインなど

作品規定

  • 応募する作品数に制限はありませんが、受賞・入選は1応募者につき1作品までとします。
  • 他のコンテストに応募した作品も応募できます。ただし、当該コンテストにおいて受賞した作品を除きます。
  • 応募者は作品の著作権を有することが必要です。
  • 応募作品を山梨県内の各会場で発表できること。最終審査は展覧会形式で行いますが、オンライン発表も可能です。
  • 入選した場合、発表にかかる費用設置/撤去および輸送費などを1作品あたり上限15万円まで補助します。
  • 入選作品の設置場所や発表形式については、開催趣旨および法令や安全対策などの諸事情を踏まえて、入選者本人との協議の上で決定します。
  • 特記事項を必ずお読みください。

公募概要

募集期間

令和6年9月27日~令和6年12月15日23:59 必着日本時間

応募資格

  • 性別、年齢、国籍、個人、グループ、プロ、アマを問いませんが、応募者グループの場合は、すべてのメンバーは本募集要項の各条件を満たすこととします。
  • 未成年の方が応募する場合は、保護者の同意の上、応募してください。
  • 日本在住であること。海外在住の場合は作品審査に際して国内の協力者がいれば参加可能です。

応募料

無料

応募方法

手順1:作品のアップロード

動画配信サービス、画像の投稿・共有サイト、ご自身のウェブサイト等に応募作品をアップロードしてください。

手順2:フォームからエントリー

本ウェブサイトの応募フォームに必要事項作品アップロード先URL、作品サムネイル画像、作品発表の形式等を入力し、送信してください。

募集要項

募集要項PDFはこちら

注意

  • URLは、アクセスすればアカウント登録やダウンロードが不要で、そのまま閲覧できる状態でアップロードしてください。
  • 限定公開の作品は、パスワード等を本サイト内応募フォームへ送信してください。
  • 作品は、下記の環境で閲覧、実行できることをご確認ください。
    [OS]Windows 10/11, macOS Sonoma 14.0以降
    [ブラウザ]Microsoft Edge, Safari, Google Chrome
  • 審査のため、令和7年3月31日までの間は閲覧またはデータ取得可能な状態にしてください。
  • 閲覧できない場合、応募内容に不備ありと判断し、審査の対象外となります。
  • 応募で利用する動画配信サービス、画像の投稿・共有サイト等の利用料金等は自己負担でお願いします。

審査

審査方法

審査は2段階で行われます。

1. 一次審査
提出された内容を元に、審査委員が『やまなしメディア芸術アワード2024-25』の入選作品を10作品程度選定します。
2. 最終審査
一次審査において、選考された10作品程度について、審査委員が入選作品展にて作品を審査し、最終審査会で『やまなしメディア芸術アワード2024-25』の受賞作品を決定します。

審査委員

審査委員長

青柳 正規
提供:学校法人多摩美術大学

青柳 正規

山梨県立美術館館長、多摩美術大学理事長、元文化庁長官

1944年生まれ。山梨県立美術館館長、学校法人多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、石川県立美術館館長、公益財団法人せたがや文化財団理事長、東京大学名誉教授、日本学士院会員、文化功労者。勲等は瑞宝重光章。国立西洋美術館館長、文化庁長官などを歴任した。

審査委員

太田 智子

太田 智子

山梨県立美術館学芸員

1982年生まれ。2006年より現職。担当したおもな展覧会は「池田龍雄展」(2010年)、「夜の画家たち」(2015年)、「深沢幸雄展」(2018年)、「栗田宏一・須田悦弘展」(2020年)、「テルマエ展」(2023年)など。

金 秋雨

金 秋雨

キュレーター

キュレーター。研究者。実験映像プラットフォーム〈non-syntax〉主宰。
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。日本大学芸術学部美術学科助教。主なキュレーションとして「Not in this Image」展 (Kuandu Museum of Fine Arts, Taipei)、EXiS 2023 (Experimental Film and Video Festival) Asia forum、芸術祭「Sense Island 2022/2024」 (Kanagawa)、「Competitive Meditation」展 (PARCEL,Tokyo) などがある。

高見澤 峻介

高見澤 峻介

美術作家、2023年度Y-GOLD受賞

「火」や「光」といったプリミティブなメディアを通して、現代の視覚環境や通信技術の社会的・技術的基盤を巡る作品を制作している。主な展覧会に、グループ展「沈黙のカテゴリー|Silent Category」(クリエイティブセンター大阪、2021)、個展「Screening Organon」(CASHI、東京、2020)、個展「Screening Organon」(四谷未確認スタジオ、東京、2019)等。

多田 かおり

多田 かおり

キュレーター

東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了(博士)。2013〜24年恵比寿映像祭(東京都写真美術館主催)キュラトリアルチームに参加、2020〜24年東京都写真美術館学芸員。恵比寿映像祭では佐々木友輔、フォレンジック・アーキテクチャー、マーティン・シムズ、スタン・ダグラスなど「映像」という概念を押し拡げるような活動を行う作家・作品を紹介。2022年企画の「イメージ・メイキングを分解する」展では、私たちのものの見方の条件としてのメディアや技術の相対化を試みた。また藤幡正樹、タマシュ・ヴァリツキー、木本圭子などの作品収集を担当した。

原田 裕規

原田 裕規

アーティスト

1989年生まれ。アーティスト。とるにたらない視覚文化をモチーフに、テクノロジーやパフォーマンスを用いて、社会や個人の本性(ほんせい)を「風景」や「自画像」のかたちで表現している。主な個展に「原田裕規:ホーム・ポート」(広島市現代美術館、2024年)、「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023年)。単著に『評伝クリスチャン・ラッセン』(中央公論新社、2023年)、『とるにたらない美術』(ケンエレブックス、2023年)。TERRADA ART AWARD 2023でファイナリストに選出、神谷幸江賞を受賞。

審査基準

  • 独創性の高い企画や清新な表現に相応しいメディアやテクノロジーを用いているか
  • 新しいことにチャレンジする姿勢が感じられるか
  • テクノロジーをめぐって批評性やメッセージ性を持っているか
  • 既存のジャンルや分野を超えて、未来への大胆な提案が作品として結実しているか
  • ユニークな発想や工夫で驚きや発見をあたえているか

表彰

賞状・副賞

最優秀賞、優秀賞、及び山梨県賞の受賞者には、それぞれ賞状、副賞が贈られます。

Y-GOLD最優秀賞
賞状、副賞50万円1点
Y-SILVER優秀賞
賞状、副賞20万円2点
Y-CRYSTAL山梨県賞※
賞状、副賞50万円1点

入選発表・入選作品展

入選発表

入選発表
令和7年1月上旬予定
発表形式
本ウェブサイトにて

入選作品展

開催日時
令和7年3月 ※3月1日~30日の約一カ月を予定
開催場所
甲府市、北杜市内各所

受賞発表・表彰式

受賞発表

日時
令和7年3月中旬予定
発表形式
本ウェブサイトにて

表彰式

開催日時
令和7年3月中旬予定
開催場所
後日、受賞者に案内

特記事項

作品の応募について

作品について

著作権について

肖像権について

個人情報について

やまなしメディア芸術アワードで収集する個人情報については、応募者の個人情報保護の考え方を以下の通り定め、これを遵守することにより、個人情報の漏洩、流用、改ざん等の防止に適切な対策を講じます。

その他

事業支援のご案内

『やまなしメディア芸術アワードYMAA』は2021年から山梨県で開催されており、これまでにYMAAに関わった表現者たちが国内外で活躍するだけでなく、次世代の新たな才能を育む価値創造の循環を生み出しています。

しかし、昨今の物価高騰や厳しい財政状況により、この事業を継続して開催していくためには、県の予算だけでは困難な状況にあります。若い才能を支えるこの貴重な場を守るため、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

ふるさと納税型クラウドファンディング

本事業では、ふるさと納税型クラウドファンディングを通じて、皆さまからのご支援を募集しております。ご寄付いただいた金額は税額控除の対象となり、地域や未来のアーティストを支える大切な一助となります。いただいたご寄付は、『やまなしメディア芸術アワード2024-25』の開催費用として活用させていただきます。詳しくは、以下のリンクよりご確認ください。

[ふるさと納税型クラウドファンディングの詳細はこちら]

主催

山梨県

後援

多摩美術大学
東京藝術大学大学院映像研究科
山梨大学
山梨日日新聞・山梨放送
テレビ山梨
エフエム富士
エフエム甲府

応募先・問い合わせ先

山梨県 観光文化・スポーツ部 文化振興・文化財課

所在地
〒400-8501 山梨県甲府市丸の内1-6-1
電話番号
055-223-1790平日 9:00~17:00
E-MAIL
y-artaward@pref.yamanashi.lg.jp

■やまなしメディア芸術アワードウェブサイト

URL
https://y-artaward.jp/